2008/09/21 栃木県 芳賀郡 芳賀町 野池
行ったのは、栃木県 芳賀郡 芳賀町 大字稲毛田にある野池。
先客は老人ヘラ師が1人だけ。
上下に2つの野池が隣接してあり、上側は比較的水深が浅く、下側は深くなっています。
深い方の野池を探ること20分。 当たりはない。
先に入っていたヘラ師に話を聞いたところ、
・最近水抜きを行い、バスの駆除が行われた。
・一時バスはいなくなったのだが、すぐに誰かの手により違法放流がなされたようで
40cm強のバスが2匹くらい回遊しているようだ。
・ルアーの類はなかなか食わないようだが、最近ドジョウを使って釣り上げた
若いバサーがいたという。
釣り辛いようだが、40cmオーバーは存在する。
さらに20分探るが当たりはない。
「釣れるかい?」と話しかけてきた老人からさらに情報を入手。
・確かに違法放流によりバスが復活しているようだ。
・バサーは皆、リリース禁止なのに守ってくれない。
若い人は恐ろしく、刺されるかもしれないので話しかけられないという。
(ごめんね、若くないバサーで・・・。)
この老人から、さらに釣れると言う野池を教えてもらったので、そちらへ急行。
先ほどの野池から車で2~3分ほど移動すると、老人の話どおりの野池が現れる。
ここも以前駆除が行われた形跡がある。
釣りを始めようと思いましたが、既に Time Over・・・。
本日のブラックバス釣りはここで終了。
そういえば、最初の野池であったヘラ師がこんなことを言っていました。
「最近、池や河川までもがブラックバスや小口バスとかいう外来魚だらけだ。
我々の時代は大丈夫かもしれないが、あなた達が老人になるころは、もしかすると
日本の川や池には、もはや日本の魚はいなくなってしまうかもな」
・・・確かにそうかもしれません。
ブラックバスが沢山いると、今は正直うれしくなってしまいますが、改めて考えてみると
これは悲しい実態なんですよね。
老人ヘラ師はしっかりと日本の行く先を見ていました。
by bass40over | 2008-09-21 14:32 | 釣行記